… … …(記事全文9,368文字)アレクサンドル・ドゥーギンは、ロシアの政治思想家、哲学者だ。
『ロシアの保守派』と呼ばれているが、保守派といってもロシアの場合は、スターリン再評価を意味するから注意が必要だ。彼は、自由主義や民主主義、個人主義、グローバリズムや欧米のリベラル思想を強く批判している。グローバリズムを批判しているから、日本の保守派の味方と思ってはならない。彼は「プーチンの頭脳」とも呼ばれており、プーチンも基本的には彼と同じ考えだ。だから、プーチンもグローバリズムを批判するが、自由主義や民主主義には制限をしている。ドゥーギンは、「プーチンの頭脳」と西側では呼ばれてはいるが、実際にはプーチンの側近ではない。しかし、現在のロシアの、そしてプーチンの考えを支えていると言っても過言ではない。
そんな「プーチンの頭脳」が、西側を、どう見ているかという話は、非常に面白かった。
一理ある点もあるし、到底、理解できない点もある。
そこで、今回は、前半において彼の主張を整理し、そして後半では、タッカー・カールソンとアレクサンドル・ドゥーギンの20分の対談を翻訳し字幕を付けた映像と、対談を文字化したものを用意した。下記の対談の翻訳である。https://twitter.com/TuckerCarlson/status/1785066534995714067
まずは、アレクサンドル・ドゥーギンの主張から述べよう。
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高安カミユ(保守系コラムニスト)