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~英国内務省『国別情報及び指針トルコ:クルド系政党2.0版2017年8月』や『難民該当性判断の手引』から分かる事~
日本の法務省入管管理局が、英国内務省が作成したクルド人対策に関する資料を全訳しネット上で公開している。日本の法務省入管管理局も参考にしていると思われる。日本は常に他の先進国が、どう対応しているかを非常に気にしながら国家運営を行っている。それは根本において敗戦国であるが故でもあるし、日本国憲法の規定している国際協調主義とも関係がある。自国の利益のみを追求するのではなく、国際社会の中で諸外国と友好的に協力しながら、課題に対処し、共存していこうという考えだ。悪い考え方ではないのだが、過剰に意識しすぎると日本の独自性が失われる事はいうまでもない。しかし、そのような背景から他国がクルド人を、どう扱っているかを、日本の法務省入管管理局も、よく学んでいる事は確かなのだ。そして、この合計75ページにも及ぶ英国内務省が作成した、『国別情報及び指針トルコ:クルド系政党2.0版2017年8月』や『難民該当性判断の手引』を読み込んでみると、色々と面白い事が分かってくる。まず…
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