… … …(記事全文3,934文字)ツイッター(現・X)上で、コロナワクチン(mRNAワクチン)にDNAが残存していたことを重大視する人たちと、慎重に考えるべきとする人たちとの間で、対立が起こっている。
もともとは、どちらも新型コロナワクチンに反対してきた人たちだ。それが、このDNA問題によって、大きく分断されてしまった。
我々、反コロナワクチン派は、ただでさえ少数派だ。政治家、厚労省、医学界、製薬会社、マスコミ等々、史上最大の薬害を起こした連中に対して、目的を一つにして闘わなくてはならないのに、仲間割れして内ゲバに血道を上げている。ほんとうに情けない限りだ。
DNAが残存していたことは、確かに軽視できない問題だと思う。今年3月、最初にDNAの残存を指摘した米国の研究者、ケビン・マッカーナン氏によると、DNA(発現ベクター)の残存量はmRNAに対する重量比で20~35%にも及び、しかもそれには新型コロナウイルスのスパイクたんぱくの遺伝子だけでなく、がん遺伝子の上流に組み込まれると細胞のがん化を促進する可能性のあるSV40プロモーターの情報も含まれていた。
X(ツイッター)では言えない本音
鳥集徹(ジャーナリスト)