… … …(記事全文3,769文字)今国会で「皇室典範」改正をめぐる協議が行われています。衆参の正副議長が6月10日、高市首相に「立法府の総意」として二案を提出しました。一つは「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する案」、もう一つは「旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える案」です。しかし今、こんな議論をする必要性があるのか、疑問です。それに13党派中、参院野党第1党の立憲民主党や共産党、れいわ新選組など6党派が慎重・反対の立場なのに、「総意」とはとても言えないでしょう。
皇族数が減少することはとっくの昔に分かっていました。何を今さら、感があります。皇位継承順位第2位の秋篠宮悠仁親王は現在、19歳。悠仁親王がご成婚後、男子がお生まれにならない場合は問題ですが、それまでに10年くらいはあります。
問題なのは、当事者である天皇陛下をはじめ、皇族方のご意向が蚊帳の外に置かれたまま、政府が議論を急いでいることです。女性皇族は皇室典範の変更によって人生設計が左右されます。人生の一大事であるにもかかわらず、議論に加われないどころか、意見も言えません。こんな扱いは不敬ではないでしょうか。
皇室の歴史に対する造詣が深いわけでもない政治家が勝手に進める「皇室典範」改正案。そのデタラメぶりを具体的に、分かりやすく解説します!
