… … …(記事全文3,654文字)去年9月、人間の生活圏に出没した熊を自治体の判断で駆除することができる「緊急銃猟」というシステムが始まりました。これまでよりも駆除しやすくなったことで駆除数が増え、2025年4月~2026年3月、一年間で1万4,000頭以上のクマが駆除されました。しかし、焼け石に水でした。今年の春だけで全国で5万頭以上のクマの目撃情報が報告され、過去最多を更新しています。
クマの目撃情報が報告されるのは主に東北地方ですが、最近では広島市内というのもありました。冬眠から目覚めたばかりの熊(春グマ)は本来、痩せているはずですが今年の春グマは体が大きいという特徴があります。冬眠しなかった可能性もあります。
怖いのは住宅地で目撃される「アーバンベア(都会の熊)」の存在です。本来、人を怖れていた臆病な熊がなぜ市街地を徘徊するようになったのか。クマの生態が完全に変わってしまったのでしょうか。史上最悪といわれた去年に続き、今年も深刻なクマ被害。その恐怖の実態を具体的に、分かりやすく分析します!
