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岡真樹子の日本人に生まれて良かった

岡真樹子(愛国女性のつどい花時計 代表)

岡真樹子

「LGBT理解増進法」がもたらす日本社会の分断

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00270/20230617100000110198 //////////////////////////////////////////////////////////////// 岡真樹子の日本人に生まれて良かった https://foomii.com/00270 //////////////////////////////////////////////////////////////// ◆G7ではLGBTの話題すら出なかった 今国会で成立するのではないかと危ぶまれている「LGBT理解増進法(以下 LGBT法)」ですが、この騒動は2月4日に岸田首相が側近の荒井秘書官を更迭したことから始まりました。その経緯については以前、書きました。2月6日、岸田さんは茂木幹事長、岩屋毅議員、稲田朋美議員に「LGBT法案」の国会提出に向けた取りまとめを指示します。すると、それを待っていたかのように米国務省でLGBTQI+人権促進担当大使を務めるジェシカ・スターン女史がわざわざ来日し、朝日新聞がスターン女史のインタビュー記事を載せました。彼女は「G7は日本にとってとても近しい国で構成されていますが、日本には他のG7メンバーと異なり、LGBTQI+の人たちを差別から守る制度がありません。婚姻における平等もなく、トランスジェンダーの人たちの権利が尊重されない現在の仕組みは時代遅れです」と語ったそうです。 スターン女史は「G7議長国である日本が性的マイナリティ―の人権を尊重しないのはマズイですよ。G7の他の参加国の首脳からきっと責められますよ」と暗にほのめかしました。これを聞いて岸田さんはあわてて法整備をしようとしました。ところが、ウクライナに対する武器支援の話や環境問題の話ばかりでLGBTの話題はG7でいっさい出なかったそうです。つまりスターン女史のしかけた罠に岸田さんはまんまとはまった訳です。地元、広島で開かれるG7でホストとして恥をかきたくない、という私欲が冷静さを失わせ、日本に必要がないどころか有害な法律の制定を指示した愚かさは大げさでなく、政治史を汚すに十分なものでしょう。
… … …(記事全文5,193文字)
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