… … …(記事全文4,712文字)わずか二週間前まで、シリアの反体制派は北西部のイドリブ県で気息奄々の状況にあると多くの人が思っていた。
11月26日あたりから一気にイドリブ県の外に出た反政府勢力、シリア国民軍SNAとシャーム解放機構HTSは、あっという間にアレッポを落とした。その後、一気呵成にシリア西部を南北に走る国道沿いにハマ、ホムス、そしてついに8日に首都ダマスカスを制圧した。その直前には、南部のヨルダンとの国境にあるダラアを制圧して、南北から首都を挟み撃ちにした。
ダラアは2011年、シリアでアサド政権に対する抵抗運動が最初に起きた都市である。
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