… … …(記事全文7,862文字)今回も本題へ入る前に、6月22日に投開票された東京都議選について触れておきたい。
この選挙では都民ファーストの会が躍進し、都議会で第一党の勢力になったことが注目された。それとは正反対に自民党が歴史的な大敗を喫して、過去最低の21議席にとどまったことも話題を呼んだ。また、同党は選挙後に無所属議員3人を追加公認したことで、なりふり構わぬ卑怯な手口が、かえって都民の反感を買った。それ以外では、これまで全勝していた公明党が3名の落選者を出し、しかもそのうちの1人が故・池田大作創価学会名誉会長の生誕地である大田区からの出馬だったことも様々な憶測を呼んだ。
大田区は池田が生まれた土地であることから学会員の士気は高く、学会の組織基盤も盤石かつ強固だと見られていた。それが、まさかの落選者を出したことで組織はかなり動揺していると聞く。「池田先生に申し訳ない」と涙ぐむ学会員も多いらしい。だが、冷静に見れば創価学会の活動家が高齢化にともなって激減していることと、公明党など既成政党に対する有権者の反発が強くなった証だろう。この流れは「常勝関西」を誇っていた大阪でも同じで、昨年10月の衆院選では大阪の19選挙区のうち4選挙区に立候補した公明党候補が日本維新の会の候補に全敗している。
一方、その日本維新が今回の都議選で当選者ゼロという"快挙"を成し遂げた。この事実は、維新が「大阪の地域政党」の枠から一歩も出ていないことを証明している。

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