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吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める

吉富有治(ジャーナリスト)

吉富有治

朝日新聞記者の懲戒問題 言い訳にもならない"反論"に唖然

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00225/2022041308000093252 //////////////////////////////////////////////////////////////// 吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める https://foomii.com/00225 ////////////////////////////////////////////////////////////////  朝日新聞の編集委員が停職1ヶ月の懲戒処分を受けた。どの組織でも懲戒などの処分を受けるスタッフはままいるが、今回は処分に至る内容が異様だったから驚いた。新聞各紙は事実関係を報じるだけだが、SNSなどネット界隈では賛否両論の論争が今も繰り広げられている。  懲戒処分を受けた編集委員の名前は峯村健司記者。同記者は米国や中国の安全保障政策に詳しく、新聞協会賞とボーン・上田記念国際記者賞を受賞している。この華々しい経歴からは、かなりやり手の記者であることが理解できる。  ところが、である。ジャーナリストとして栄誉ある賞を受賞した朝日新聞のこの名物記者は週刊ダイヤモンドが安倍晋三元首相をインタビューした翌日、担当した副編集長に電話し、あろうことか「安倍元総理がインタビューの内容を心配されている」「ゴーサインは私が決める」などと語り、挙句の果てに公表前の誌面を見せるよう要求したという。朝日新聞は、「政治家と一体化してメディアに圧力をかけたと受け止められても仕方がなく極めて不適切だった」として峯村記者を懲戒処分にした。
… … …(記事全文6,842文字)
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