… … …(記事全文3,459文字)●「地位に恋々とするものではない」?
石破茂首相が辞任を表明した。再三にわたる「石破降ろし」の声に対して、「地位に恋々とするものではない。やるべき事をなしたのちにしかるべきタイミングで決断する」と述べて来た石破首相だが、果たして本心であろうか。私には、そうは思えない。なぜならば、旧稿でも述べたように、2002年の第1次小泉内閣第1次改造内閣で防衛庁長官への就任が内定していた石破氏は拉致議連の初代会長でもあった。(小泉)首相出席の家族会の会合において、石破氏は私の母のそばに寄って来たかと思うと、母の耳元でこう呟いた。
「おい、(小泉)総理の悪口は言うなよ」。隣席の私にも良く聞こえる声量だった。私の母は、首相であろうと閣僚であろうと分け隔てなく、思ったことはズバズバ言うタイプであることは、家族会内部ではよく知られていることだった。それが、悪口と捉えられても仕方ないほどはっきりものを言う、それを石破氏も知っていたということだ。そして、予め母に釘を刺しておくことで、拉致議連と家族会との関係も良好であると小泉氏にアピールしたかったのだろう。
