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19時30分からはっじまるよーん
74%がテレビCMの見直し。約6割が「テレビ撤退」を検討。コメンテーターを解雇して絶好調のテレ朝「お天気コーナー」。NHK「べらぼう」が負けた。|みやわきチャンネル(仮)#2564Restart2564
https://youtu.be/wN-iQbxJ9gI
やっぱり、「きっかけはフジテレビ」問題でした。
4月21日にITメディアが、テレビCMの出稿見直す企業が74%になったと見出しを打ちます。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2504/21/news117.html
かつてNHKの朝ドラ「あまちゃん」で主役を演じた「のん」こと能年玲奈さんがCMキャラクターを務めるネット印刷の「ラクスル」のグループ会社「ノバセル」の調査結果を基にします。
https://www.youtube.com/watch?v=M3W8gAkpzOM
テレビCMを利用したことがある企業の社員を対象にアンケートを採ったところ、「フジテレビ問題」を意識しているという回答が89.6%。
テレビ広告予算を見直すきっかけになったとの回答は74.3%にのぼります。
また、予算を見直すだけではなく、今後1年間のテレビCM予算を58.8%と、約6割の企業が削減、または撤退の検討を始めたというのです。
分母は400件ですから、一定の説得力があります。
なにより、新年度を迎えてからの「ACジャパン」のCMの増加が裏打ちします。
フジテレビならばともかく、他局のゴールデンタイムやプライムタイムにも「ACジャパン」を見かけるようになったのです。
いよいよ「テレビ」という業界全体へと拡がりを見せていますが、やはり「自爆」と「自滅」の言葉が頭に浮かんで離れなくなります。
フジテレビ問題は「きっかけ」というより、トドメの一撃だったというのが私の見たてです。
かねてよりあったテレビCMはもとより、テレビ局への不信感に「結論」がでたということです。
一例を挙げれば「能年玲奈」さんです。
突然テレビから消えたこと、そしてお名前が「のん」になったこと。
なお、能年玲奈は「本名」です。本名を使えなくなったことを、誰も批判しないのが「テレビ」です。
かねてよりあったテレビ局への不信感に表出したに過ぎないということです。
テレビCMには新商品や、新サービスの認知度を高める効果を期待することができます。
とりわけ、日本全国津々浦々に一律に、動画として情報を届ける手段が「テレビ」しかなかった時代には有効でした。
しかし、もはや若者の2人に1人がテレビを見ず、20代の40%が一週間に一度もテレビを見ないという調査結果をNHKが発表しています。
見て貰えなければ広告効果は期待できません。
その反対の現象が、かつてのネットで確認されました。
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