… … …(記事全文3,725文字)「トランプ大統領は危機か好機か?」というテーマで本日,原稿を書いているのですが,その冒頭部分をご紹介差し上げます.
要は,戦後の米国ベッタリ,対米従属,対米隷属で,媚米外交ばかりを展開する,岸田政権以降の日米関係は,簡単に言うと(親には全く子への愛情等ない)「親子関係」のようなものとなっています.で,トランプ新政権は,そんな歪んだ日米関係を疑問視し,「お前,自分一人でやれよ」といってくるわけですが…
そんな子供に独立する気概がなければ,それは単なる「危機」となりますが,独立する気概があるなら,ようやく自主独立できる最大の「好機」となる(だから,石破のままじゃ,日本はトランプ政権誕生で,完全に地獄に落ちる事になるが,自主独立を目指す保守政権が誕生すれば,トランプ政権誕生は完全なる素晴らしき好機となる…)というようなお話しをまとめました.
是非,ご一読ください.
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トランプ政権の誕生は,日本にとって危機でもあれば好機でもある.いうまでもなく,世界,そして日本に大きな影響力を持つアメリカの政治がトランプ政権誕生によって転換し,その結果,日本の政治的・経済的・外交的・安全保障的環境が変化する事になるからだ.
そもそも…
藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
藤井聡(京都大学教授・表現者クライテリオン編集長)