… … …（記事全文3,920文字）今日，おそらく生まれて初めてとなる，かなり明確な霊体験，がありました．
もちろんより正確に言えば，それが霊体験であるという確証はありませんが，どれだけあれこれ考えても，霊体験だと考える以外に物理学的に合理的な説明が付かなかったが故に，霊体験なのではないかと推察している…という体験です．
今日はそんなお話を（まさに生まれて初めて）いたしてみたいと思います．
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僕の自宅にはお仏壇があり，毎年お盆の時期には法事をやっております．
お盆の法事ですので，藤井家でいつもお経を唱えて下さる（我が郷里生駒の山からいつもおこし頂いている）お坊さんに改めておこし頂き，家族・親戚が改めて我が家の座敷に集まり，お仏壇の前で法事を致しております．
今日は久方ぶりに当方の兄姉が皆揃い（当方は三人兄姉であります），法事が午前中でしたので，法事の後にお仏壇がお祭りしてある横にある応接の間で昼食を取りました．
昼食では久方ぶりに当方の三人兄姉が集まり，お酒も飲みながらガヤガヤと色んな話しに花を咲かせました．とても楽しい時間でしたので，我が家にある我々三人兄姉の子供の頃の写真も引っ張りだし，ビール片手に当方が30過ぎに病気で亡くなった父と男兄弟だけ日本海に釣りに行っただの，当方が20過代の中頃に同じく病気で亡くなった祖母はこんな人だった等と久方ぶりにわいわいガヤガヤと亡くなった方々のお話を楽しくいたしました．
程なくして皆が帰っていき，後片付けをして，結構昼から飲んだなぁと思いながら仏壇のある座敷の横の居間で，娘と二人でゆっくりと休んでおりました．
程なくすると居間の隣にある仏間の座敷の中庭方面から，「ガラガラガラ」という音．
あぁ，誰か座敷の中庭の報の引き戸を開けたんだなぁと思い，その方を見ると，法事の前に閉めていた網戸が全開になっています．
はて，これは我が家の犬が開けたのかと思い，犬の所在を確認すると，我々の居間で寝転がっています．それじゃぁ，家族の者が開けたのかと見回すと，座敷で横になってぐっすり眠っています．
「あれっ？」
と思い，今，ガラガラ，って聞こえたよなと今に一緒にいた娘に聞いたところ，「聞こえた聞こえた…でも，犬でも他の家族の人でもないよなぁ…」との返答．
こりゃなんだと，少々恐ろしい気持ちになって座敷の横の引き戸に赴きましたが，確かに全開になっています．
今日の法事の準備でここを閉めた記憶が確かにあります．というか，ガラガラガラという音がなったという以上，この引き戸が開いた，という事実が存在していたと考える以外に，僕と娘が確かに耳にした音を説明することなどできません．
一瞬で，「これは霊なのか？」という想念が頭をよぎりましたが，理系の学者として，その仮説を採択する前に，可能な限り物理学的な説明を試みねばと思いました．
そして，考えられる仮説として…
