… … …(記事全文3,262文字)この度,国際ジャーナリストの堤 未果さんと共著
『ヤバい“食” 潰される“農” 日本人の心と体を毒す犯人の正体』
https://www.amazon.co.jp/dp/4828426353
を出版いたしました!
堤さんは,日本人の「食」や「農」が如何に日本政府によって,危機に陥れられ,ヤバい状況になっているか,というマスメディアが一切報じていない<真実>を様々に発信してこられた,真の骨太のジャーナリスト.
政治や外交にご関心が今ひとつ無い多くの一般的国民は言う迄も無く,それなりに政治や外交にご関心の方々の中でも,知らない<真実>が,食や農の分野には実にたくさんあります.
ついては取り急ぎ,本書に寄稿した当方のはしがき(はじめに)を改めて,下記にご紹介さし上げます.
是非,ご参考までに下記ご覧いただきながら,本書,
『ヤバい“食” 潰される“農” 日本人の心と体を毒す犯人の正体』
https://www.amazon.co.jp/dp/4828426353
をご一読頂きたいと思います.
どうぞ,よろしくお願いします!
はじめに
藤井 聡
今、日本ではおおよそどこに行ってもオカネさえあれば好きな食品を容易く手に入れることができます。そしてそんな食品によって、私達の健康が激しく害されたという報道も目にすることも殆どありません。つまり今の日本人は、(オカネの問題さえ別にすれば)日々の“食”について殆ど何も心配せずに日々の日常を過ごしているわけです。
しかし、この日本人の“食”に対する態度は、ナイーブに過ぎるものです。
なぜなら日本の“食”は今、実に「深刻な危機」にさらされているのが実態だからです。
今、日本人が、“食”に対して無頓着な態度をとり続けていることをいい事に、グローバルメジャー、世界的な巨大資本家達が、我々日本人の健康リスクを度外視した「濡れ手で粟」のビッグビジネスを今大きく展開しつつあるのです。しかも恐るべき事に…
藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
藤井聡(京都大学教授・表現者クライテリオン編集長)