… … …(記事全文3,587文字)岸田さんが来年から導入強行を検討しているライドシェア。その岸田さん達が主張しているのは、人手不足、タクシー不足、というものですが、それが滅茶苦茶出鱈目だという点を指摘したのが、昨日の「前編」です。
が、岸田さんのライドシェア導入論は、政府が今、如何に出鱈目かを示しているのみならず、彼らが恐るべき不道徳、不正義な状況にあることを明確に示しています。
是非下記、ご一読下さい。
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需給のバランスの計画をしてそのための対策を合理的に考えていくというのが、普通の国土交通省なりの役人が考える話であって、その方法で考えればいいだけの話です。合理的に考えてライドシェアがいいという万人が理解できる根拠があるならそれはそれで結構なことだが、今の議論は単に横車を押すように、合理的根拠もないままに、イメージだけでライドシェア導入を進めようとしている点に大きな問題がある。
これはホントに正義のかけらもない、不道徳の塊の様な話しだ。これは日本国民有権者として許せるはずがないではない。これは、タクシー業界の人間が怒りを持つというだけの話ではなく、日本国民としてこういう不正義がまかり通るということが、日本国民として許せないという次元の話だ。
ただし、彼らのライドシェア導入論が完全なる不道徳な代物であるのは、単に根拠が無い、というだけではない。むしろ、それよりもより深刻なのは、ライドシェア導入によって大きな国益上の被害が起こる、という問題だ。つまり単に積極的に進める理由がない、というだけでなく、積極的に阻止すべき理由があるというのが今回のライドシェア導入論なのです。
それは、いくつかあるが、今、多くの国民が一番関心を持っているのが「安心安全」の部分。タクシーという公共交通サービにおける安全と安心が棄損し、これが利用者の利益を損ねる。これは、世界各国で問題となっていて、ライドシェアの導入によると必然的に安全安心の毀損問題が起こる。
なぜならば…
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