… … …(記事全文3,548文字)各研究分野で、保身と私利私欲ばかりを追い求め、その帰結として日本を地獄にたたき落とす振る舞いを終始一貫して続けている大量の邪悪で凡庸な研究者や関係者達…と戦っておられてる、希有な先生方に多数ご登壇いただき、日本を如何にすればそんな邪悪な輩達から守り通すことができるのか…を徹底討論し、500名以上の方々にお集まりいただいた「レジリエンスフェスティバル2023」にて、12年間続けてきた「レジリエンス実践(研究)ユニット」を最終総括し、その後、登壇者、スタッフの皆様と夜中まで(当方が18歳の頃からもう何百回も足繁く通い詰めている)百万遍の某居酒屋さんで打ち上げを行い、仮眠を取った後…奄美大島に行って参りました!
目的は勿論、磯釣り。
今回も、10キロ越えのクエを目指して伊丹発奄美行きの始発便に搭乗したのですが…クエポイントは諸般の事情で、残念ながら、行くことが叶わなかったので(そこはとある事情でなかなか行けないのです 涙)…そこに行けなかったときにいつも言っている、とあるA九ポイントの磯場に行って参りました。
空港について、餌を買ったり、現地の議員さんと意見交換しながら軽く鶏飯と豚足塩焼き(これがメチャクチャ旨いのです!)をいただいてから、午後3時に異そばに向けて出航!
今日の風向き、潮の様子、そして、最新の釣果情報を聞きながら、船頭さんとどの磯に乗るのがいいのか相談。
あれこれ考え、それじゃぁ、ここに行こう、ということで、(やはり、大物のクエは諦めて…)4,5キロまでの「中物釣り」を目指して磯に登りました。
どうやらここ最近、このエリアでは全く釣れてないらしく、今朝いった釣り師二名は、全くの丸坊主(一匹も釣れない、の意)だったとのこと。奄美について、船にのって沖の磯にいって、丸坊主、っていうのは、聞いた事がありません。船頭さんももう何十年もこの仕事してるのに、そんなこと記憶に無いなぁ…とのこと。
…ということで、ハッキリ言って、絶望的な状況だなぁ…と思いつつ、竿だし。
今回は丸坊主の危機があるということで、まずは大量に撒き餌を槇、仕掛けもあれこれ工夫
…。
が、案の定、まてどくらせど、反応無し。
こりゃもう、今回は全然ダメかも…と思いきや、夕方になり、潮の流れがかわったころから、アカマツカサが釣れ始めました!
地元の方はこれをたいそう大切に扱うのですが、当方、夜釣りでは一晩で百匹近くコイツが釣れたりするので、アカマツカサ君の顔を見た途端「今日もまた、君で僕は苦行か…」と思ったりしました。
が、「丸坊主」は逃れたので、一匹目のアカマツカサ君はクーラーボックスに納め、「これで今日も、お魚と一緒に帰れる!(ウキウキ)」という気分にまずはなりました。
その後案の定、アカマツカサ君がどんどん釣れ、それをどんどんリリースしていたのですが、今回初めて、「鯖の切り身」という餌を付けて底物仕掛けで投げてみたところ…糸があらぬ方向に走りだしました。
「おっ!?これは!?!?!?」
と思い、あわせると、もの凄い衝撃。
ググーー!!!と竿が絞り込まれます!!!!!
藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
藤井聡(京都大学教授・表現者クライテリオン編集長)