Foomii(フーミー)

適菜収のメールマガジン<通常版>

適菜収(作家)

適菜収

ピカソ風、ミロ風、シャガール風という恥知らずの絵




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☆適菜収のメールマガジン☆ vol.326  2025年10月27日配信 


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 □「夏目漱石」第34回

   ピカソ風、ミロ風、シャガール風という恥辱

 □今週のリンク

 □「源氏ハイライト」第294回

  明石㉗源氏の前で初めて弾いた琴

 □今週のYoutube3本

 □読者からのお便り

 □編集後記



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■■■■「夏目漱石」第34回■■■■


ピカソ風、ミロ風、シャガール風という恥辱


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 日本に保守思想が根付かなかった、あるいはそもそも保守思想が発生しなかった理由については、これまで私は何度も述べてきた。数行で繰り返せば、近代の本質が理解されなかったため、近代の危険性を感知し、その内部において批判的に検討する姿勢としての保守が成立しなかったのである。こうした意味において漱石は異質だった。

漱石は近代の本質をつかみ、警戒した。その視点は文明批評から小説まで貫かれている。

 なぜそんなことができたのか?

 江藤淳は「夏目漱石」で、漱石の神格化を批判し、

… … …(記事全文4,744文字)
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