━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「植草一秀の『知られざる真実』」 2012/07/13 「国民の生活が第一」に合わせ民主党も党名変更を 第285号 ──────────────────────────────────── 2009年から2012年の政治を振り返っておくことが重要だ。 2009年8月総選挙で民主党が圧勝した。 その結果として、主権者国民の力と選択による政権交代が実現した。 民主党を大躍進させた最大の功労者は小沢一郎氏であり、小沢氏からバトンを 引き継いだ鳩山由紀夫氏が政権交代を最後に牽引した。 2006年に小沢氏が民主党代表に就任したとき、民主党は解党の危機に直面 していた。岡田克也氏、前原誠司氏が代表を務めた民主党は国政選挙に大敗し、 国会運営でも大失策を重ねて危機に陥ったのだ。 小沢-鳩山ラインが実現した政権交代の果実だけを奪い、その功労者を追放し たのがいまの民主党執行部である。 野田佳彦、岡田克也、前原誠司、枝野幸男、玄葉光一郎、仙谷由人、菅直人、 渡部恒三、藤井裕久、安住淳、古川元久などの面々は、人としての道を踏み外 している。 2009年総選挙に際して、民主党は「シロアリ増税」を絶対にやらないと確 約した。 改めて2009年の野田岡田発言を確認しておいていただきたい。 2009年8月15日の街頭演説。 http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo 2009年7月14日の国会演説 http://www.youtube.com/watch?v=-3wVwe8a_8c&feature=player_embedded 岡田克也氏2009年8月11日演説 「わたしたちの魂がこもったマニフェスト」 http://nicoviewer.net/sm13731857 国会で、「国民の生活が第一」の森ゆう子議員、三宅雪子議員が相次いでこの 「シロアリ演説」を取り上げて野田佳彦氏を追及した。… … …(記事全文5,597文字)
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植草一秀(政治経済学者)