━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「植草一秀の『知られざる真実』」 2012/06/27 野田シロアリ増税への反対に正統性がある理由 第270号 ──────────────────────────────────── 野田佳彦民主党が2009年8月総選挙で主権者国民に明言した公約を破棄し て消費増税法案を衆議院で可決させた。 2009年8月時点での野田佳彦氏の発言は以下の通り。 野田佳彦氏2009年8月15日演説 http://www.youtube.com/watch?v=y-oG4PEPeGo 「消費税5%分の皆さんの税金に、 天下り法人がぶら下がっている。 シロアリがたかっているんです。 それなのに、シロアリを退治しないで、 今度は消費税引き上げるんですか? 消費税の税収が二十兆円になるなら、 また、シロアリがたかるかもしれません。 鳩山さんが四年間消費税を引き上げないと言ったのは、 そこなんです。 シロアリを退治して、 天下り法人をなくして、 天下りをなくす。 そこから始めなければ、 消費税を引き上げる話は おかしいんです。」 「マニフェスト、イギリスで始まりました。 ルールがあるんです。 書いてあることは命懸けで実行する。 書いてないことはやらないんです。 それがルールです。 書いてあったことは四年間何にもやらないで、 書いてないことは平気でやる。 それは、マニフェストを語る資格はないというふうに、 ぜひ、みなさん、 思っていただきたいと思います。」… … …(記事全文5,936文字)
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植草一秀(政治経済学者)