━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「植草一秀の『知られざる真実』」 2011/10/22 小沢一郎氏周辺事件が示す日本民主主義の危機 第22号 ──────────────────────────────────── 10月21日金曜日午後6時半から、豊島区東池袋にある豊島公会堂で「小 沢一郎議員を支援する会」および「日本一新の会」共催による、第6回シンポ ジウムが開催された。 テーマは 「司法部を巻き込んだ小沢一郎攻撃」 ?小沢一郎議員と3名の元秘書に対する裁判の動向? であった。 会場となった豊島公会堂は、あいにくの雨天にもかかわらず、総勢500人 を超える聴衆等の熱気で包まれた。 シンポジウムには講師として、 衆議院議員の石川知裕氏、川内博史氏、辻惠氏、参議院議員の森ゆうこ氏、 元参議院議員の平野貞夫氏に私を加えた6名が出席し、さらに元大阪高検公 安部長の三井環氏がゲストとして出演した。 去る9月26日、小沢一郎氏の元秘書である、石川知裕衆議院議員、大久保 隆規氏、池田光智氏に対する、執行猶予付きの禁固刑判決が示された。 この判決では、検察自身が立件できず、立証できなかった水谷建設からの裏 金疑惑を明確な証拠もないなかで裁判所が事実認定するという驚くべき現実が 示された。 東京地裁登石郁郎裁判官の常軌を逸した判決を踏まえ、小沢一郎氏周辺に対 する国家権力からの攻撃の基本的性格についての分析、判断が改めて多くの出 席者から指摘された。 小沢一郎氏および小沢一郎氏の元秘書に対する検察や検察審査会からの攻撃 について、これまでは、当該裁判を、ひとつの裁判案件として捉え、いかに被 告無罪が正当であるのかという、個別の裁判案件に対する論評を中心に議論が 重ねられてきた。これに対して、今回のシンポジウムでは、講演者のすべてか ら、この事案が、単なる個別の裁判事案という枠組みを超えた、「日本の民主 主義の危機」との側面を有する事案であるとの認識に基づいて、日本の民主主 義の根本問題であるとの指摘がなされた。 平野貞夫元参院議員からは、この点に関して、 「歴史に残る画期的な意味を持つシンポジウム」 になったとの論評がなされた。… … …(記事全文4,915文字)

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