… … …(記事全文4,734文字)高市首相が「大事なやなちゃん」と呼ぶ簗農水相の「予算削減」発言は、高市総務相時代の「電波停止」言及を想起し、国交省も慎重になっている。簗農水相の更迭否定は、次の大臣を決める時間稼ぎか?
◆〔特別情報1〕
朝日新聞は9日午前「簗農水相、自民党の会合で『追い込まれ謝罪』 鈴木宗男氏の激怒で」という見出しをつけて次のように報道した。
《「予算カット」発言で批判が高まる簗(やな)和生農林水産相。9日午前、自民党の会合に出席したところ、冒頭あいさつで騒動を謝罪しなかったことに一部の議員が激怒。改めて立ち上がり、深く頭を下げて謝罪に追い込まれる場面があった。
会合は、9日午前に自民党本部で開かれた「自民党農業構造転換推進委員会」。来年度から始まる新たな水田政策について、補助金の単価などを中心に議論する場で、具体的な議論はこの日にスタートした。
冒頭、簗氏は「食料安全保障を確立していく中で、必要な予算については、確実に勝ち取る、その思いで取り組んでいく」などとあいさつ。一度は、会場の自民議員の拍手で締めくくられたが、鈴木宗男参院議員が「ちょっと大臣、これ親切で言うんだけどね」と語ったうえで、「まず冒頭にお騒がせしてますだとか、しっかり説明責任を果たしてやってまいりますよと、あいさつがあってしかるべきじゃないかな。決意表明の前に人としての矜持(きょうじ)が問われているんだよ」などと声を張り上げた。》
鈴木宗男参院議員が簗農水相の行儀の悪さを直言したということである。しかもそれが、ほぼ速報並みの速さで配信されたことにも驚くところ。
前回、配信した拙メルマガでも指摘したことだが、簗は問題の「予算削減」発言にいたる前置きとして、「選挙の総括ということで、自民党の流れをお話します。」と語っている。簗は非常に狡猾なところがあるようで、問題発言の責任を、最初から自分ではなく党に負わせて発言している。さらに、国交省への問い合わせについても、「地元(の支持者)から、予算がどういう状況か関心の声があり、そのままおつなぎして確認しようとした」(時事通信より)と、支持者に責任の一端を負わせるかのように話をもっていっている。こうした話の運び方は、恐らく天性の直感的なものといえ、実に姑息であり、ある意味で要注意人物といえる。
自民党内部に精通する事情通によると、簗農水相の辞任は時間の問題だという。高市首相は、更迭しないと言い切っているが、それは次の大臣を決める時間稼ぎだといい、次のように語った。
「あれだけ批判にさらされたら、これ以上は続けられないだろう。国交省への働きかけについて、簗は否定しているが、自民党内では誰も信じておらず、簗がやったと思われている。この男はダメだ。官僚はもう、この問題の対応について、迂闊なことを言ってはならないと、メモがないなどと言い訳した。高市首相を怖がっている」
以下、特別情報である。

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