… … …(記事全文8,313文字)トランプが心砕く相手は「日本の総理大臣」ではなかった。そのトランプ相手に、見ていて痛いほど表情豊かに媚びを売りまくった「日本の総理大臣」は、成果どころか日本の面汚しに行ったようなもの
◆〔特別情報1〕
読売新聞は26日、「高市首相、トランプ氏と20分間電話会談…『同盟国』発言の習主席との会談内容『大統領から詳細に説明』」という見出しをつけ次のように報道した。
《高市首相は26日、米国のトランプ大統領と約20分間電話会談した。トランプ氏から中国の習近平国家主席との会談内容について説明を受け、中国を巡る認識を共有した。中国側が米中会談を宣伝戦に利用しかねない中、日米の結束を改めて打ち出した。
首相は会談後、首相官邸で記者団に「大統領から詳細に説明があった。中国を巡る諸課題を中心に意見交換し、日米の連携を確認した」と述べた。
米時間24日の米中首脳会談や関連行事では、トランプ、習両氏が歴史に触れて良好な関係をアピールした。合意事項などを記載した米政府のファクトシートでは、米国と中国が第2次世界大戦で「同盟国」として共に戦ったことに触れている。首相は記者団に、「日米は今や最も信頼し合える同盟国になっている」とトランプ氏に伝えたと明かし、「共に地域と世界の平和と安定に貢献していくことを確認した」と強固な日米関係を強調した。
ファクトシートでは、台湾問題への言及がなかった。首相は、台湾を巡る議論や日中関係についてのやり取りの有無も聞き取った可能性がある。
首相は米時間22日にニューヨークでトランプ氏と会談し、対中認識をすり合わせていた。5月の米中首脳会談の際も、直後にトランプ氏と電話会談を行った。》
米中首脳会談を前に、トランプ大統領と平仄を合わせに日米首脳会談をねじ込んだつもりの高市首相にとって、習主席が国賓待遇で迎えられて行われた米中首脳会談の一部始終が、寝耳に水の展開だったことだろう。
この高市首相の記者会見、演題とマイクが用意されて立つ高市首相は、たった一人の記者からの質問に対し、演題に置かれたペーパーに幾度も目を落としながら読みあげ、他の記者からの質問は一切受けずに立ち去っている。その動画が、首相官邸の公式Xに要旨とともに投稿されている。そこには「本日(9月26日)、高市総理は、日米首脳電話会談についてのぶらさがり会見を行いました。」とあるが、さすがにこれは「ぶらさがり会見」とはいえない。「ぶらさがりとはこういうものだ」と、過去の総理大臣の映像を添えたコメントも多い。上記の読売新聞も「ぶらさがり」とは記さず「記者会見」と表記している。
高市首相の場合、突発的な不都合な質問には、つい、作り笑顔が崩れてキレてしまうからだろうか。いずれにしても、トランプが心を砕く相手は「日本の総理大臣」ではないことがはっきりしてしまった。そのトランプ相手に、痛いほど表情豊かに媚びを売りまくった「日本の総理大臣」は、成果どころか、日本の面汚しに行ったようなもの。
自民党内部に精通する事情通は次のように語った。
訪米先で行われた日米首脳会談で、トランプから突き付けられたことは「支持率が高いことだし、俺が何かする必要はない」と、やんわりと距離を置かれる結果に終わった。
以下、特別情報である。

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