… … …(記事全文4,742文字)寝てないことや、総理の業務時間が確保できないこと、これら全て、高市首相自らが撒いた種である。陳述書を答弁に代えるといった悪しき前例をつくることのないよう、国会には厳格に対処してもらいたい
◆〔特別情報1〕
高市首相の中傷動画疑惑についての質疑が、奇妙な展開になってきた。高市首相の中傷動画疑惑について、当該秘書に「陳述書」を書かせて予算委員会理事会へ提出し、それをもって答弁に代えたい旨を願い出たのだ。まったく国会軽視も甚だしい。
共同通信は22日、「首相、中傷動画で陳述書提出意向 『秘書がしっかり作る』」という見出しをつけて次のように語った。
《高市早苗首相は22日の衆院予算委員会で、首相陣営による自民党総裁選や衆院選での中傷動画作成疑惑を巡り「近日中に奈良の秘書の陳述書を予算委理事会に提出させてほしい」と述べた。疑惑への対応により「残念ながら首相としての業務時間が確保できなくなっている」とも訴えた。
野党は、動画を作成したという男性とのオンライン会議に参加したとされる公設第1秘書の参考人招致を求めている。首相は予算委で「秘書がしっかりとした陳述書を作る。それをもって何とか答弁に代えさせてほしい」と呼びかけた。
22日の衆参両院予算委での答弁に備え、19日金曜日の夜から22日朝まで「ほとんど睡眠も取っていない。一生懸命に仕事している」と説明。「週刊誌の記事などを切り抜いたものをばらばら頂いても、確認して答弁するのはなかなか困難だ」と強調した。
中道改革連合の後藤祐一氏への答弁。》陳述書は、訴訟や調停などの法的手続きにおいて、事件の当事者や関係者が自身の体験した事実や意見を、書面にまとめて裁判所や捜査機関に提出する文書のこととされる。高市事務所は、既に裁判を想定して準備してきたのか、それを国会に提出し、答弁に代えて済ませるなど前代未聞なことではないか。しかも、内閣総理大臣である高市総理が、不貞腐れた顔と声で、「何とか」と言葉では懇願しているが、態度は半ば強要に近い。まったく見るに堪えない状況である。6月に詰むのは「ナフサ」ではなく高市首相のことだったと言いたくもなるところ。
とにかく、陳述書を答弁に代えるといった悪しきを前例をつくることのないよう、厳格に対処してもらわなければならない。

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