… … …(記事全文5,626文字)消費税減税を、今さら「悲願」などと言ったところで、見え透いた嘘はバレバレで通用しない。それも「検討加速」が公約。永田町用語で「検討」は「スルー」を意味する。「スルーを加速」が公約って、いったい何?
◆〔特別情報1〕
高市首相の「電撃解散」の勝算の読みは、完全に外れたことを物語る「解散表明」の記者会見だった。そもそも、高市首相は心情がモロに顔に出やすい。いや、言葉に出来ない思いをわざと顔に出すクセがある。舐められないよう、顔芸でマウントをとろうとしているのだろうが、その時点で、心が読まれている時点で、勝負は勝てない。負けているといってもいい。要するに高市首相は、ポーカーフェイスを苦手とする勝負師なのだ。
会見の冒頭、「私は本日、内閣総理大臣として1月23日に衆議院を解散する決断をいたしました。なぜ今なのか、高市早苗が内閣総理大臣で良いのかどうか、今、主権者たる国民のみなさまに決めていただく。それしかない」と、つい一昨日、外交の場で見せていた笑顔から一転、神妙な面持ちで語り始めた。解散の大義について語り終え、政策について語り始めたところの、具体的には「積極財政」について、「様々なリスクを最小化し、先端技術を花開かせるための『戦略的な財政出動』は、…」から、笑顔が強調され始めた。やはり、「大義なき自己都合解散」であることを悟られまいと、わざと険しい強面と声色で臨んだようだが、かえって心情が露わとなった会見だったといえる。強面で語ったその心情は「承認欲求」そのものだった。
自民党内部に精通する事情通でさえ、「解散を決断した時点では、自民単独過半数を狙っていただろう。ところが、新党『中道』の結党で計算が狂い、単独過半数は狙えなくなった。勝敗ラインを、維新を加えた与党過半数となったが、与党過半数を目指すなら、いまの勢力図と変わらず、わざわざ解散する必要などなかったことになる。」
以下、自民内部に精通する事情通からの特別情報である。

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