… … …(記事全文6,311文字)「公金還流」疑惑「逆ギレ会見」でわかったこと。藤田は国会議員と公設秘書が「公人」であるという認識がまるでなく、公人と私人の区別すらない。さらなる疑惑が出れば、維新まるごと高市政権の「傷もの」?
◆〔特別情報1〕
毎日新聞は5日、「維新・大阪府総支部、政党交付金を充当 藤田氏秘書が代表の会社に」という見出しをつけて次のように報道した。
「日本維新の会の藤田文武共同代表側が、藤田氏の公設秘書が代表を務める会社に『ビラ印刷費』などとして税金を原資とする多額の資金を支出していた問題で、維新の大阪府総支部も同社に『ビラ作成費』を支出し、政党交付金を充当していた。同支部の代表は維新の吉村洋文代表(大阪府知事)が務めている。
5日、毎日新聞の取材で判明した。大阪府総支部の2024年分の政党交付金使途等報告書によると、約100万円を『ビラ作成費』として支出していた。
吉村氏は報道陣の取材に『把握していないが、記録があるなら発注していると思う』とした上で、『元々ルールがなく、線引きが難しい分野だ。公金の支出なので外形的に見て疑義が生じないようにするのが重要で、維新として厳格な線引きを検討していく』と述べた。」
82%という驚異的な高支持率でスタートした高市政権だが、総理就任の道を後押しした大恩人であるはずの維新が、高市政権の第一のアキレス腱になりそうな気配である。藤田共同代表の「公金還流」疑惑は、維新全体の疑惑に拡大するのか。ちなみに、第二アキレス腱は、ワークライフバランスを捨てた高市首相自身の体調である。
この藤田の疑惑について、大阪の選挙に詳しい政界事情通は次のように語った。
「こうした公金還流の疑惑は、維新のなかで他にもある。調べればどんどん出てくる可能性のある氷山の一角だろう。橋下が厳しく批判しているのもそのせいだろう」
以下、特別情報である。

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