… … …(記事全文4,465文字)トランプは来日し合意文書に署名ができたことを喜んでいる。米国では潤沢な資金源を持つバイデン派が「反トランプデモ」を仕掛けエスカレートしている。それを阻止するために一刻も早い資金の目途が必要だった
◆〔特別情報1〕
高市外交が始まってまだ一週間も経っていないが、少しずつ外交を支える後方支援が見えてきた。FNNは26日、「高市首相が英語でスピーチ…中国念頭に『自由で開かれたインド太平洋』推進・進化の方針伝える 笑顔で各国首脳と握手も ASEAN首脳会議」という見出しをつけて次のように報道した。
「会議は日本時間の26日午後5時過ぎに始まり、高市首相は英語でのスピーチを披露しました。当初は日本語で用意したスピーチですが、自ら英語を使う判断をしたということです。会議場に入った高市首相は各首脳の座席を一人ずつ回って笑顔で握手を交わしました。
スピーチでは、覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、日本外交の柱として『自由で開かれたインド太平洋』を推進し、進化させる方針を伝えました」
この機転を利かして急遽英語に切り替えた高市首相のスピーチは、日本の支持者の心を再び鷲掴みにした。決して流暢な発音ではなくとも、淀みなく堂々と訴えたことへの評価は高い。しかも、即興で中国への反論を盛り込み、スピーチ後には「その場で言い返さないとマズイ」と述べたこともさらに評価を高めたとみえる。ただ総理になりたかっただけではなく、総理になって「やりたかったこと」もはっきりしていたようで、まさに日本の支持者は「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」を取り戻してくれたような「高市劇場」を観た思いがしたことだろう。
さて、この「高市劇場」には、どうやらしっかりした演出家がいたようである。以下、自民党内部に精通する情報通からの特別情報である。

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