… … …(記事全文6,571文字)維新執行部は、ほとんど「前のめり」で自民との連立に合意した。しかし、いくら署名を交わしても、即時「空手形」になるのが自民党政治。結局、高市総理誕生のための「数合わせ」で手玉にとられて終わる
◆〔特別情報1〕
自民党と日本維新の会は20日、閣外協力の形で連立政権の合意文書に署名した。合意に先立ち維新は19日、常任役員会を開いて代表への一任を取り付けていた。時事通信は19日、「自民との協議『反対なし』維新共同代表」という見出しをつけて次のように報道した。
「日本維新の会の藤田文武共同代表は19日の常任役員会後、記者団に対し、自民との協議について『慎重、反対、批判的意見は一つもなかった』と述べた」
自民党の高市新総裁のもとでの、維新と自民の急接近について、維新の内部に精通する事情通は次のように語った。
「維新の執行部は、ほとんど前のめりで合意した。執行部に一任といっても、維新は完全にトップダウンの政党で、下の議員が批判や反対意見を言おうものなら、即除名されかねない。そういう憂き目にあった議員が多くいる。ただ、自民党にとって公明党に代る維新との連立は、コスト削減なる」
以下、特別情報である。
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