… … …(記事全文4,383文字)公明党との離別で右往左往グチャグチャの自民党内でいま、主流派も反主流派もともに静かに心配していること。それは、トランプが急遽、日本をスルーして韓国に向かうのではないかと「訪日中止」を心配している
◆〔特別情報1〕
玉木代表の国民民主党が右往左往と揺れている。連立の大前提だった自公連立が崩れ、さらに立憲からは公然と首相指名オファーで名ざしされ、自民からの引き剥がしに晒されているからだ。玉木代表は先週末から、得意の演説で街頭に立ち、「安全保障とエネルギー政策の一致」を盾に、野党大同団結へ難癖をつけ抵抗してみせている。
それでも立憲の野田代表が声掛けをした党首会談には応じるとのこと。毎日新聞は13日、「国民民主・玉木氏、立憲・野田氏との党首会談に応じる意向」との見出しをつけて次のように報道した。
「国民民主党の玉木雄一郎代表は13日、自身のX(ツイッター)で、首相指名選挙での野党候補一本化を巡る立憲民主党の野田佳彦代表との党首会談に応じる意向を示した。野田氏が12日、国民民主と日本維新の会両党に党首会談を呼びかける考えを明らかにしていた。
玉木氏は『立憲との党首会談には応じます』と投稿した。会談のテーマを事前に整理するために両党の幹事長会談を開く方向で調整する。また、玉木氏は自民党、公明党、維新との間でもそれぞれ週内に幹事長会談を行うよう榛葉賀津也幹事長に指示を出したことも明らかにした。【園部仁史】」
まずは、幹事長会談から始めるという一報も流れている。公明党に連立を解消された自民党は、相変わらずグッチャグチャのてんやわんやが収まらない。タガが外れ、パンドラの箱でも開いたかのように、いろんな声が噴出し始めている。
まず麻生に近い筋からの情報が飛び込んできたものの、どうもまだ公明党が去ったいまも、玉木との連立下話にこう未練を滲ませている。
「もう、玉木とは内々で話がついていた…。吉村の維新のところは、躊躇しているようだが…」
しかし、その話は公明党の足抜けで、雲行きが怪しくなっており、白紙に戻っているはずだが、高市を支える麻生陣営は、いまだにその現実を受け入れられていないらしい。本来なら連立が実現してから表に出てくるはずだった内々の下話が、いまになって表に漏れてきている。
公明党に何の相談も打診も了承もないなか、麻生・高市が進めようとしていた連立拡大の画策はどういうものだったのか。
以下、自民党内部に精通する情報通からの特別情報である。
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