… … …(記事全文5,354文字)公明党の足抜けは、連立を指令した池田名誉会長の死去の日から解禁されていたこと。二度あることは三度ある。もう一回ドンデン返しが起きる。それは、復権した麻生の巻き返しではなく三度目の「政権交代」か
◆〔特別情報1〕
どうやら高市自民党は、首班指名に向けて万事休す、打つ手がなさそうだ。それを裏付けるかのように、いまごろになって「総総分離」まで出てきたという。実際に党内は誰に聞いてもグチャグチャといい、下野目前の断末魔状態。下野のみならず、公明党頼みで当選してきた自民党議員は、落選も覚悟しなければならなくなった。恨みつらみが、キングメーカー麻生に向かいつつある。
自公連立が崩れた10日、読売新聞は「『総総分離でしのぐしかない』公明の連立離脱でささやかれだした仰天シナリオ」という見出しをつけて次のように報道した。
「自民党にとって政権陥落の大ピンチである。ここはどんな奇策でも飛びつかねばならない。そこで自民党内でささやかれ出したのが『総総分離』である。
総総分離とは何か。従来、自民党総裁は就任後、そのまま国会の首相指名選挙で、内閣総理大臣(首相)に選ばれる。総総分離は、総裁と総理を別人物とするものだ。
(中略)
自民党のベテラン議員が言う。『退陣表明した石破茂首相に、退陣を撤回してもらう。高市さんも総裁をそのまま続ける。それでしのぐしかない。そうなれば公明党は連立離脱を撤回してくれるかもしれない』」
自民党内部に精通する事情通は、次のように語る。
「退陣の花道を歩いている最中の石破が、ここで退陣撤回するなど、あり得ない。そんなことしか思いつかない自民党は既に崩壊している」
そのうえで、さらにこうも語った。
「二度あることは三度ある。もう一回、ドンデン返しが起きる。それは麻生・高市の巻き返しではない。三度目の政権交代だろう」
以下、自民党内部に精通する事情通からの特別情報である。
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