… … …(記事全文7,500文字)アラスカのサミット、停戦以外はプーチンの言う通りになって終了。バンス「ウクライナの件は、米国としてはもう終わった。資金も兵器も支援しない」ルビオ「欧州が米国から兵器を購入して、ウクライナに送ってくれ」(satoko女史)
◆〔特別情報1〕
これは、在米30年超の個人投資家satoko女史からのトップ情報である。
毎年8月は、みんな夏休みで、政治の世界も金融の世界も、とても静かなのだが、今年は政治の方で大騒ぎになっている。劇場は大回転だ。その焦点が、ウクライナ戦争の終わらせ方だ。トランプとプーチンがアラスカで会談。その後、トランプがゼレンスキーを呼び出し、あわてたヨーロッパ勢が大挙してトランプに会いに来た。これで、ウクライナ戦のロシア大勝は動かしようのないことだ、と誰が見てもわかった。
まず、トランプがロシアに停戦を迫り、50日以内に返答せよと申し渡したが、それが10日以内に変更になった。その期限がくる直前に、米国はウィトコフをモスクワに派遣した。これが物乞い外交で、もう後ろがない米国としては、直接プーチンにお願いするしかなかった訳だ。米国は戦争終結に向けて、様々な譲歩をしたが、1点だけプーチンに吞んでもらったのが、米国内であるアラスカ州アンカレッジでサミットを行うことだった。
アラスカはもともとロシア領だったのを、アメリカが1867年に買ったことになっているが、これは割譲またはリースであり、売却ではないらしい。ロシア領であったから、日本人が北方諸島に入植していたのと同様に、ロシア人もアラスカに定住していた。その子孫がまだ多数いるし、ロシア正教会も立派に生き残っている。
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