… … …(記事全文3,653文字)米露首脳会談でプーチンは、「東部2州割譲で、クリミア半島は少し削る。ウクライナはNATOに加盟しない。それで終わりにしよう」と言い、さらに合意させるために放ったこととは
◆〔特別情報1〕
読売新聞は17日、「『ウクライナ東部2州割譲で停戦を書面で約束』プーチン氏が提案…トランプ氏同調、18日に欧州と協議」という見出しをつけて次のように報道した。
[【アンカレジ(米アラスカ州)=淵上隆悠】米紙ニューヨーク・タイムズなどは16日、ロシアのプーチン大統領が15日に行われた米国のトランプ大統領との会談で、ウクライナ軍の東部ドンバス地方(ドネツク、ルハンスク両州)からの撤退と全域の割譲を求め、見返りに現在の前線での停戦と、ウクライナへの再攻撃をしないと書面で約束することを提案したと報じた。トランプ氏はプーチン氏の提案に同調し、ウクライナに受け入れを求める構えだ。]
国際情勢に精通する情報通は、次のように語った。
「プーチンは、『東部ドンバス地方の2州(ドネツク州、ルハンスク州)をくれたら、クリミア半島は少し削る。それで終わりにしよう』と言った」
東部2州のうち、ルハンスク州は全土をロシアが押さえているが、ドネツク州は2割ほどが押さえられていない。その制圧できていない分も含めた割譲を要求し、その代わりクリミア半島の一部(内陸部)をウクライナに渡すとした。さらに、ウクライナがNATOに加盟しないことも条件に加えられ、「それで終わりにとよう」という話だった。
以下、特別情報である。
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