… … …(記事全文5,135文字)米国債の売却に失敗した中国は崩壊まっしぐら。表では虚勢を張りながら、裏では暴動を押さえるため、日本に泣きついてきている。中国はこの先も、トランプから力を削がれ、やがて分裂の道を歩むことになる
◆〔特別情報1〕
ナポレオンは「中国は眠れる獅子であり、目覚めたときには世界が揺れるだろう」と予言したという。21世紀、眠りから覚めた中国は、米国をも凌ぐほどの軍事大国の姿を世界に見せつけ、まさにナポレオンの予言は的中したといえるかもしれない。
しかし、トランプ関税が直撃した「中国」の裏の姿は、獅子というよりはむしろ「張子の虎」といえる。「張り子の虎」は、見かけだけ立派で中身がない、虚勢を張っている人や、見かけ倒しの人のたとえである。世界を驚愕させるほどの軍事力、その技術は独自で開発したものというよりは奪い取ったもの。その奪い取る力がり、世界を揺るがしてきた脅威だったようだ。しかし、「トランプ2.0」により、真綿で首が絞められていくように追い詰められ、「張り子の虎」が露呈し始めている。
朝日新聞は30日、「中国、全てのブイ撤去 日本側へ『譲歩』か EEZ内」という見出しをつけて次のように報道した。
「中国が沖縄県・与那国島南方の日本の排他的経済水域(EEZ)内に設置したブイを撤去した。海上保安庁が28日、発表した。今月に入って日本周辺海域では中国軍や中国海警局の活発な動きがあり、日本政府内には日本国内での反発の高まりを受けた中国側の『譲歩』の意図があるとの見方が広がる。
日本のEEZ内では2023年以降、尖閣諸島周辺と与那国島周辺で中国が設置した二つのブイが確認されていたが、尖閣諸島周辺のブイは2月に撤去。今回残りの一つが撤去されたことで、EEZ内での中国設置のブイは全てなくなった」
しかし、3日前の27日、中国外務省の毛寧報道局長は記者会見で、「日本が干渉する権利はない」と強気の発言をしていた。時事通信は27日、「中国外務省『日本が干渉する権利ない』 EEZ内の調査船活動」という見出しで次のように報道した。
「沖ノ鳥島(東京都小笠原村)東方の日本の排他的経済水域(EEZ)内で中国の海洋調査船の活動が確認されたことを巡り、中国外務省の毛寧報道局長は27日の記者会見で、「日本が干渉する権利はない」と語った。調査船が無断で活動していたことから日本政府は中国に抗議したが、受け入れない立場を示したものだ。
毛氏は、沖ノ鳥島について『島ではなく岩礁だ』として日本のEEZを認めないという従来の主張を繰り返した上で、『調査船の活動は公海の自由の行使だ』と述べた。調査内容も明らかにしなかった」
まさに虚勢を張る「張り子の虎」の姿が露呈してきたところだ。中国情勢に詳しい情報通は次のように語った。
「中国は表で虚勢を張りながら、裏では日本に泣きついてきている」
以下、特別情報である。
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