… … …(記事全文4,784文字)トランプ次期大統領は4日、SEC次期委員長に仮想通貨推進派として知られるポール・アトキンスを指名すると発表。これで、仮想通貨「冬の時代」は終わり、失われた4年間を取り戻していくことになる
◆〔特別情報1〕
ビットコインが5日、初めて10万ドルの大台を突破した。トランプ新政権による世界大改革への期待は、暗号資産(仮想通貨)にも影響を与えている。
ロイターは5日、「ビットコインが初の10万ドル台、トランプ氏勝利後に50%超上昇」という見出しをつけて次のように報道した。
「暗号資産(仮想通貨)ビットコイン<BTC=>が5日、初めて10万ドルの大台を突破した。トランプ次期米政権が同業界に友好的な規制環境を整備するとの期待が高まっている。
(中略)
ビットコインは年初来で2倍以上に値上がりし、米大統領選でのトランプ氏勝利後の4週間では50%超上昇している。米議会選でも仮想通貨推進派の議員が多数当選した。
5日のアジア時間午前に10万ドルを突破すると、すぐに10万3000ドルを超え、直近では10万3335ドルとなっている。
(中略)
トランプは選挙戦で米国を『地球上の仮想通貨の首都』にし、ビットコインの国家備蓄を構築すると表明するなど、デジタル資産を推進する姿勢を打ち出した」
そしてビットコイン10万ドル突破を受け、トランプ次期米大統領は自身のソーシャルメディアに「おめでとうビットコイナーズ!!! $100,000!!!」と投稿し「一緒にアメリカを再び偉大にしよう!」と呼びかけたのだった。振り返ってみると、番狂わせで誕生したバイデン政権の4年間は、暗号資産にとっても冬の時代であったようだ。
ここへきて筆者のもとには、トランプ復権による暗号資産のこれからについての問い合わせが目立っていた。トランプは、失われた2期目の4年間を一気に取り戻すべく、当選直後から年明けの就任式に向け、改革基盤を劇的なスピードで整えていっている。暗号資産についても同様であり、「世界統一通貨」に向けての環境整備に動き始めている。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)