… … …(記事全文4,608文字)自民党内では玉木代表との連携協議をめぐり、表では激おこ逆切れのスッタモンダ、裏では極秘代理交渉が続いている。米国大統領選挙を経て、日本の国会が招集される11月11日まで神経戦の駆け引きが続く
◆〔特別情報1〕
フジテレビは30日、「【速報】衆院選当選の無所属6人が自民党会派入りへ“裏金”問題の西村氏・萩生田氏・平沢氏・離党の世耕氏ら」という見出しをつけて次のように報道した。
「衆議院選挙で当選した無所属の6人が、自民党の会派に入ることがわかりました。自民党は、政治資金の不記載により離党した世耕氏、非公認とした西村氏、萩生田氏、平沢氏に、国会で自民党の会派に入るよう打診し、関係者によりますと、4人とも受ける意向を示しました。また、選挙前も会派に所属していた三反園氏と、新人の広瀬建氏からも会派入りの了承を得ました。過半数には届きませんが、国会運営を有利に進める狙いがあるとみられます」
これで自・公215議席と合わせて221議席となり、過半数の233まであと12議席足りない。ただし、国民民主党のように、決選投票で上位2名の石破と野田の、いずれにも投票しない票は無効票となるため、最終的には有効投票数の過半数を占める石破が指名されることになる。
それにしても、自民党内では玉木代表との連携協議をめぐり、かなり喧々諤々のスッタモンダがあったようだ。選挙期間中の極秘会談では玉木が激怒して不調になり、選挙後の会談では自民党サイドが逆切れ状態だという。
自民党旧二階派「志帥会」重鎮は、次のように語った。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)