… … …(記事全文4,652文字)自公過半数割れという歴史的大敗から一夜明けて、水面下の動きは益々活発化している。しかも水面下の動きは相変わらず「裏金・統一教会」。自民党はいま、多数派工作に向けて買収作戦に動き出しているという
◆〔特別情報1〕
安倍政治下、自民一強のために繰り返されてきた過去3回の選挙とは大きく違い、自公政権に厳しい審判が下される結果となった。投票率は戦後3番目に低く、53.85%と前回を下回ったようだが、これまでとは違い、投票所に足が向かなかったのは無党派層ではなく、自民党支持層だったのではないかともみられている。
負けっぷりでは公明党も自民に劣らず、派手に敗れた。新代表に就任したはかりの石井啓一代表が埼玉14区で見事落選。「聖地」大阪では、党副代表を務める佐藤茂樹が大阪3区で落選。代表の落選も、そして「常勝関西」大阪での小選挙区敗北は、自公政権が転落した2009年以来ということだ。裏金議員をことごとく推薦した公明党の大敗は、まさに裏金選挙敗北の象徴ともいえる。
自民党内部に精通する情報通からの極秘情報は次のように話す。
自公過半数割れという歴史的大敗から一夜明けて、水面下の動きは益々活発化しているのはもちろんのこと、「裏金・統一教会」で自民党支持層からもソッポを向かれたにも関わらず、水面下の動きは相も変わらず「裏金・統一教会」が聞こえてきている。自民党はいま、多数派工作に向けて買収作戦に動き出しているということだ。選挙期間中にも、劣勢の情勢判断から、早くも水面下では極秘会談が行われていたようだが、多くは不調に終わっている。
以下、自民党内部に精通する情報通からの特別情報である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)