… … …(記事全文3,729文字)自民党総裁選は、猛追してきた高市早苗がいまやトップの勢い、日本初の女性総理の称号を得る流れになってきている。自民党内はこの「まさかの坂」に困惑し大騒動になっている。分裂含みの波乱の幕開けとなるのか
◆〔特別情報1〕
政界には「一瞬先は闇」「まさかの坂」という言葉をよく聞く。総裁選は、もしかしたらそういう展開になるかもしれない状況になってきたらしい。
自民党二階派「志帥会」重鎮のもとに、ある候補者の、ある推薦人から電話が入り、「総裁選は大変なことになって、みんな困っている。先生、もし彼女が(総理に)なったらどうする」と半ば泣き声で訴えてきたという。
その「嘆き」をまさに物語る記事が出ていた。産経新聞は17日、「〝選挙の神様〟藤川晋之助氏、高市早苗氏を支援 自民総裁選で『国家観に共鳴』」という見出しをつけて、次のように報道した。
「選挙プランナーの藤川晋之助氏が17日、自民党総裁選(27日投開票)で高市早苗経済安全保障担当相(63)の陣営に支援に入っていると明らかにした。藤川氏は、7月の東京都知事選で165万票余りを得て2位になった前広島県安芸高田市長、石丸伸二氏の選対事務局長を務めるなど「選挙の神様」と呼ばれている。藤川氏によると、石丸氏のときと同様、大手コーヒーチェーン『ドトールコーヒー』の鳥羽(とりば)博道名誉会長を通じて支援要請があったほか、高市氏の国家観に共鳴したという」
自民党二階派「志帥会」重鎮及び、政界の裏を知る情報通からの特別情報である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)