… … …(記事全文5,046文字)自民党は進次郎出馬を「真打ち登場」などと持ち上げられ、対する立憲民主党は埋没するかに思われたが、いやいや、もしかすると「ラスボス登場」か。今週から来週にかけて目が離せなくなってきた
◆〔特別情報1〕
これから1カ月も続く自民党総裁選の茶番劇にうんざり気味だったところ、その茶番に埋没しそうだった立憲代表選が、もしかすると心躍る展開になるかもしれず、目が離せなくなってきていた。
産経新聞は27日、「立民・小沢一郎氏『女性なら若いならいい、はない』代表選候補選ぶ理念は『生活が第一』」という見出しをつけて次のように報道した。
「立憲民主党の小沢一郎衆院議員が率いる党内グループ『一清会』は26日、国会内で会合を開き、党代表選(9月7日告示、23日投開票)の対応について、改めて来週会合を開き、支持する候補者を決める考えを確認した。会合後、小沢氏が記者団に『意欲を示している人が今週中にはたぶん態勢も整うだろうから、それを受けて判断したい。来週にも集まって、私から最終の報告をして了承してもらう』と語った。同グループは代表選で支援する候補に関して対応を小沢氏に一任すると決めている。」
この日の模様は、Arc Timesが動画をアップしてくれている。
https://www.youtube.com/watch?v=M2JkUy_2aE0特に注目すべき点が3点あったのでひとつずつ以下、列記していこう。まず、そのうちの1点は、上記の産経新聞の記事にも「小沢氏本人が出馬する考えについては『出るときは皆さんに連絡する』と述べるにとどめた」と取り上げられている。そのときの小沢のほころんだ表情は必見である。自民党は進次郎出馬を「真打ち登場」などと持ち上げられていたが、対する立憲は、もしかすると「ラスボス登場」ならば、まさに国民にとって心躍る展開が待ち受けているかもしれない。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)