… … …(記事全文6,188文字)岸田首相の総裁選不出馬「岸田ショック」で、自民党内は歓喜に沸いている。旧安倍派の若手と二階俊博は小林鷹之を推し、一方で、岸田降ろしに執心してきた菅前首相は小泉進次郎を推す。秋に向け政局が大きく動き出す
◆〔特別情報1〕
毎日新聞は14日、「『政治家の意地あった』 岸田首相、総裁選不出馬会見で強調」といいう見出しをつけて、次のように報道した。
「岸田文雄首相は14日、首相官邸で臨時の記者会見を開き、「自民党が変わることを示す最もわかりやすい最初の一歩は、私が身を引くことだ」と述べ、9月の自民党総裁選に立候補しないと表明した。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で内閣支持率が低迷する中、総裁再選は困難と判断した模様だ。2021年10月に発足した岸田政権は約3年で幕を閉じる」
「岸田ショック」と銘打つ報道もあるようだけれども、小沢一郎がいち早くXに「予想通りの展開」とポストしたように、「とうとう」「やはり」「やっと」というのが永田町での実感だろう。少なくとも、自民党内は歓喜に満ちているようだ。
自民党二階派「志帥会」重鎮は、開口一番「大変だ」と発する声は弾んでおり、「よかった」と続いた。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)