… … …(記事全文3,697文字)都知事選をめぐる混乱は、維新の内部崩壊危機だけに留まらず、結果次第で立憲や自民までも内部崩壊の危機が波及。七夕を境に、日本の政界は完全にカオスになるかもしれない
◆〔特別情報1〕
日本維新の会の内紛については、いくつかのマスコミが取り上げ始め、拙記事でも先日の記事で触れたところである。
現代ビジネスは7月4日、「小池にも石丸にもつけずに都知事選『蚊帳の外』の東京維新…これは内部崩壊への予兆か!?」という見出しをつけて次のように報道した。
「17日間に及ぶ東京都知事選が終盤戦に入る中、蚊帳の外にいるのが日本維新の会だ。
東京維新の会で幹事長を務める音喜多駿政調会長は5月28日の記者会見で「何もせずに完全に自主投票にして寝ていていいのか、というのもあるので、都政の4年間を少しでも前に進めるためのベターな選択肢を取るという可能性は否定しない」と語った。
独自候補擁立を目指しつつ、それができなければ候補者の誰かを支援する可能性に言及していたのだ。だが、結果的には『知名度も実績もある方々に割って入って戦うのは非常に厳しい』(藤田幹事長)として『静観』を決めた。」
永田町に精通する事情通によると、情報の「裏・表・陰・闇」でいうところの「表」から「裏」は、4日付の現代ビジネスに書かれているとおりの事実だという。さらに内部崩壊につながりかねない別の「裏」事情について話を聞くことができた。これは、永田町に精通する事情通からの特別情報である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)