… … …(記事全文3,859文字)【拙著】『総理大臣 小沢一郎』(2007年11月10日刊)
第2章 新しい「絆」を構築し、「結」を蘇生させる
急速に「格差社会」が現出した
平成十三年(二〇〇一)四月二十六日に小泉純一郎が首相に就任してからの五年五カ月。小泉元首相は旗印であった「聖域なき構造改革」を文字通り断行し、安倍前首相に引き継がれた政策はさらなる弊害を生み出した。小沢一郎は彼らの残した負の遺産を克服し、健全な社会に復元するために、新しい政策を実行していくことになるであろう。
小沢政権について筆を進める前に、小泉元首相が断行した構造改革とその弊害について、いま一度触れておきたい。
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