… … …(記事全文2,228文字)◆『政権交代-小沢一郎最後の戦い』(2007年7月12日刊)
終章 政治家小沢一郎
●「総理大臣になること」と「日本一新すること」
さて、前置きが少し長くなってしまったが、小沢一郎の「政治家の核心」を「私的な権力欲」(非合理性=正)と、「公的な政治目的」(合理性=反)という二つの矛盾したものについて分析してみよう。
小沢一郎の「私的な権力欲」とは、言うまでもなく究極的には「総理大臣になること」である。「公的な政治目的」とは、明治維新のときのように「日本を一新すること」である。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)