… … …(記事全文4,718文字)◆〔特別情報1〕
「不徳の致すところ」は謝る場面で使用する慣用句であり、謝罪に加えて反省の気持ちも含むものである。つまり「失敗や不都合が起こったとき、その原因は自分が至らなかったことにある」として、謝罪と反省の意を表する際に使われる慣用句ということだ。元アナウンサーとして訓練を受けてきたはずの千葉絢子氏が、そのことを知らないはずはないだろう。しかし、現職の達増拓也氏の当選が確定し、一夜明けて自らのX(旧ツイッター)に投稿された敗戦の弁は、「すべて私の不徳の致すところです」で結ばれていながら、そこに掲載された画像は謝罪も反省も感じられない目を覆いたくなるような画像であった。その千葉氏は「これが最後の挑戦、今後一切政治活動はしない」と政界引退を表明したという。となると、投稿された画像は、誰に向けてのピースサインだったのだろうか。
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)