━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年8月10日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 突如として始まった自民党大阪府連の支部長差し替え問題、これを茂木幹事長に焚きつけ仕掛けたのは、フランス研修問題で大炎上している松川るい参議院議員だった。自民党大阪府連は凄まじい反乱が起きている。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 これは、自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。 やはり岸田首相は、これまで後ろ盾となってきた麻生副総裁からは距離を置き、非主流派といわれてきた「二階・菅」を取り込もうと接近している。それを受けて、二階・菅・森山が会食をした。読売新聞は8月7日、「菅前首相と二階元幹事長、森山選対委長が日本料理屋で会食…政権運営など意見交換か」という見出しをつけて、次のように報道した。 「自民党の菅前首相と二階俊博・元幹事長、森山裕選挙対策委員長は7日夜、東京都内の日本料理店で会食した。内閣改造・党役員人事や衆院解散・総選挙などを念頭に、岸田内閣の政権運営や党内情勢について意見交換したとみられる。菅氏らは定期的に会食を重ねている。」 岸田首相は、10月解散で動いている。そのために、「二階・菅」を取り込もうと急接近しているのだ。 自民党の茂木敏充幹事長は、6月末に維新に惨敗している大阪府連の立て直しのため、支部長を巡って10前後の選挙区を公募で決めると発表。支部長が空席の4選挙区を除き、事実上の差し替えとなる。大阪府内の19選挙区のうち6選挙区の公認候補予定者は、事実上更迭となった。茂木幹事長は2日、大阪市内の記者会見で、次期衆院選の公認候補予定者となる大阪府内小選挙区の新支部長8人を発表した。 支部長の差し替えが発表された時には、自民党本部に更迭される支部長が殴り込みに向かって荒っぽく抵抗したのだが、結局は公募により新たな支部長が決定し、発表された。茂木の彼女だった落選中の佐藤ゆかりが、地元平方市の事務所賃料滞納などスッタモンダの挙句、遂に引退表明をしたことも、支部長差し替え問題の流れを大きく決定したといえる。しかも茂木幹事長は、大阪府連の幹部たちを差し置いて、自らが府連を統括するトップ(自民党大阪刷新本部本部長)に立った振る舞いをしており、そのことがかつての支部長たちも巻き込んだ混乱を招いているという。… … …(記事全文3,822文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)