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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第6章 日本を救えるのは小沢一郎しかいない 日本の夜明けを早めた先覚者

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2023年8月5日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第6章 日本を救えるのは小沢一郎しかいない 日本の夜明けを早めた先覚者 ───────────────────────────────────  いささか誉めすぎになってしまうが、新生党代表幹事の小沢一郎は、西郷隆盛のスケールを大きく乗り越える大型の政治家である。大久保利通、伊藤博文、原敬、吉田茂の四人の偉大な政治家をミックスにした上で、西郷隆盛の愛国心と人情味をつけ加えたような日本史上、稀に見る政治家である。平成動乱の最中にあるこの日本において、与野党全体を見回しても小沢一郎に優る政治家は、ただの一人としていない。  日本は、いま、平成維新という「新しい夜明け」の時期にある。昭和三十年に自民党が保守合同、社会党が革新統一して以来、三十八年間に、いわゆる「なれ合い政治」に陥っていた。この惰眠をうち破ったのが、小沢一郎だった。自民党の幹事長という要職を務めた経歴を持ちながら、あえて自民党を脱党して、新生党を設立し、総選挙に勝利し、自民党長期安定政権にピリオドを打った。日本の夜明けを早めた先覚者である。  日本の夜明けは、地球全体の夜明けをも意味している。世界は、「地球維新」の門戸に立ち、地球人は全人類が平和で、そして繁栄した社会で生活できるような地球づくりの大事業に着手し始めたばかりである。  日本は、この大事業に無関心ではいられない。無関心だと言って、そっぽを向くわけにもいかない。それは、地球全体に自由貿易市場が拡大し、天下統一が行われようとしており、貿易立国・日本は、この拡大する自由貿易市場で生き、多大の恩恵を受けることになるのである。それゆえに、新しい自由貿易市場づくりとその秩序維持に対して、責任と義務を負っている。  小沢一郎は、かかる観点から、新しい日本像をイメージし、「平成維新」、「地球維新」によって出現する日本の姿について、その著書「日本改造計画」のなかで、何をどう変えて、新しい日本を創造するかを提案した。  それは、小沢一郎の政治の恩師である田中角栄の一世を風摩した著書「日本列島改造論」をはるかに凌ぐ起爆力のある力作だった。
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