━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年5月17日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 泉代表が連合を介して国民民主に連携の秋波を。国民民主党の内情からいうと、立憲からの要請を簡単に袖には出来ない事情がある。さらに永田町では、立憲の動きを巡って、ある噂が駆け巡っている。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕 立憲民主党の泉代表が、連合の芳野会長と会談し、国民民主党との仲介を要請したことが報道された。立憲と連合の幹部による会談が17日、都内で開かれ、泉代表から連合の芳野会長に対し、国民民主党との仲介を要請したとのことだ。前日の16日には、岡田幹事長が、日本維新の会と共産党とは、次期衆院選で選挙協力しないと示す一方、国民民主党との連携には前向きな意志を示していたことが報道されていた。2020年に旧国民民主党と旧立憲民主党の合流の際には、党を分党してまで合流を拒んだ玉木代表たち現国民民主党が、ここへきて泉代表のもと立憲執行部の要請に乗るものなのかといったところだが、実は国民民主党の内情からいうと実は、立憲からの要請を簡単に袖には出来ない事情があるようだ。 これは旧民主党系の内情に精通した情報通からのトップ情報である。 国民民主党は小さい政党ながら、もともとは、旧民主党時代からの資金が潤沢にあった。だから、その資金がある間は、他党とは組みすることなく、独自路線を貫きたいところだった。できれば資金がある間に、その資金を持参金に、自民党との連立に持ち込みたいとさえ考えていた。実際、連合を自民に取り込む目的から岸田政権を支える麻生太郎が暗躍して、玉木が入閣する具体的な話まで持ち上がっていたこともあった。しかし、当の岸田首相は、宏池会の流れを汲む玉木を、内心ではライバル視していたのか、国民民主党との連携よりも、保守票の岩盤組織である安倍派取り込みに余念がなかった。そうこうしている間に、参議院選挙と統一地方選挙および補選を通じて、国民民主党の資金は枯渇していく。そもそも、大きなスポンサーがあるわけではなく、当運営の資金の大半を政党交付金に依存してきただけに、やがて資金が枯渇することは目に見えていたという。その足下を見るかのごとく、泉代表のもと立憲執行部は、国民民主党に秋波を送り、具体的な行動にも出たのだった。 【参考】立憲・泉代表が連合・芳野会長に国民民主との仲介を要請 次期衆院選めぐり共産との選挙協力否定を評価 2023/5/17 TBS https://news.yahoo.co.jp/articles/8e5c22a0e1f726cbd7f2ee1bbccf94708e5c6bb6… … …(記事全文4,532文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)