━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年4月22日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) 第2章 政治・軍事大国日本の新しい総理大臣像 能力的に首相となりうる資格 ─────────────────────────────────── 明治維新に際し、英国やフランスの植民地主義者たちの陰謀を封ずるため、江戸城の無血開城を成し遂げた西郷隆盛と勝海舟のように、小沢一郎は、真の愛国者である。現代の西郷隆盛と言ってよい。旺盛なる民族精神の持主でもあるのだ。 このように並み居る日本の政治家のなかで、はっきり言えば、小沢一郎を超える政治家が、見当たらない。また、首相になるための恵まれた条件をほとんど持っている。 それが強みだ。それはたとえば、西郷隆盛をモデルとしている小沢一郎には、人望がある。自民党時代は、最大派閥である竹下派の会長代行を務めた。 このポストに就いて、小沢一郎は、実質的に派閥の領袖の仕事を行った。派閥のオーナーであった竹下登が総理大臣を経験していたので、順番から言っても小沢一郎にお鉢が回ってきてもいい状況にあった。 単に政治資金を集める能力に長けているから小沢一郎に人望が集まる、というわけではない。田中角栄譲りの人情味があり、義理堅く、誠実であるがゆえに人が寄ってくるのだ。 もとより、日本のリーダーが、島国的な義理と人情だけを引っ下げて国際舞台で活躍することはできない。日本の社会にのみ適用される村社会の論理は、国際杜会では、通用しないだろう。… … …(記事全文1,990文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)