━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2023年3月5日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆『小沢一郎総理大臣待望論』(1994年11月1日刊) はじめに(1) ─────────────────────────────────── 日本はいま、国際政治家として堂々と日本を代表しうる総理大臣の登場を必要としている。従来とは比較にならないほど強力な指導力を発揮できる総理大臣である。それは、日本の国連安全保障理事会の常任理事国入りが、ここにきて、にわかに現実味を帯びてきたためである。いまや待ったなしの状況なのだ。 常任理事国となることは、何を意味しているか。ズバリ言えば、日本が「政治・軍事大国」として振る舞うことを求められている、ということだ。 金持ち国・日本は、「経済大国」として金儲けにうつつを抜かし、自国の利益のためのみの活動に専念していることは、もはや許されない。「商人国家」あるいは「町人国家」といわれるような小市民的な振る舞いに満足する国民が多数を占める島国国家であり続けることは、難しくなった。日本は、その国力に相応しく、「政治・軍事大国」の一つとして活動しなくてはならない立場に立たされている。 戦争の放棄を明記した「日本国憲法」を日本が持っていようが、持っていまいが、他の諸国は、ほとんど無関心である。一体、日本は、国際社会でどんな貢献をしてくれるのか、ということしか興味はない。日本は、「平和で安定した国際社会で自由に活動できる状態」がもたらす恩恵をふんだんに受けている国である。 しかし、この「平和で安定した国際社会で自由に活動できる状態」は、無料で維持されているのではない。 自由貿易市場の維持と警備には、人的にも物的にも、莫大なコストがかかっている。 四面を海によって囲まれた貿易立国・日本は、海や空を通して行う海外との貿易によって、資源や物資を輸入しそれらを加工して輸出して儲けている。これは改めて、言うまでもない。… … …(記事全文2,172文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)