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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

安倍派の跡目争いにいち早く存在感を示そうと発言をしてきていた自民党の世耕弘成参院幹事長だが、結局は、後ろ盾だった安倍元首相を失った痛手は大きく、世耕の力は衰えてきている。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年8月1日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 安倍派の跡目争いにいち早く存在感を示そうと発言をしてきていた自民党の世耕弘成参院幹事長だが、結局は、後ろ盾だった安倍元首相を失った痛手は大きく、世耕の力は衰えてきている。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  これは自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。  自民党内の流れが変わってきて、二階元幹事長が、元気を取り戻し始めている。「二階俊博先生を囲む会」が開催されて、二階派の国会議員が集まったようだ。安倍派は3つか4つくらいにバラバラになることは避けられない状況のようで、今後、自民党をまとめていくに当たって、二階の出る幕が出てくるのではないかといわれている。  安倍派の跡目争いにいち早く存在感を示そうと発言をしてきていた自民党の世耕弘成参院幹事長だが、結局は後ろ盾の安倍を失った痛手は大きく、安倍派のなかでの世耕の力は衰えてきているようだ。  近代マグロの資金はあるとはいえ、もともと、選挙区にしろ、永田町にしろ、人望や信頼のある議員ではない。安倍に擦り寄ることで、総理を目指して衆議院への鞍替えを画策したものの、あと一歩のところまできていたかもしれないが、あと一歩のところで安倍という大きな後ろ盾を失った。もはや衆議院への鞍替えは、そう簡単にはいかない。  11月27日投開票の和歌山県知事選に、和歌山1区で国民民主党選出の岸本周平衆議院議員が出馬することになった。その和歌山1区の補選には、前回の衆院選に自民党公認で出馬し落選した二階派所属の門博文氏を出させようということになりつつある。これについてもはや、世耕は口出しできない状況にある。  そういうなかで二階は、菅義偉、森山裕との会食が行われた。非主流派で、何か仕掛けていくのではないかとみられている。二階は実はこれまで、そうした会食には、林幹雄と武田良太を出させていた。しかし、それでは何かと騙されるので、今回は自分で出向いたようだ。やはり自分の感覚で物事をすすめていかないとダメだと思ったのだろう。それも、二階派のみんなから進言されたことだろう。
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