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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

「勝共統一」がスローガンの朴正煕政権のもと統一教会教祖の文鮮明が1968年1月韓国「国際勝共連合」を創設。同年4月、CIAのもと岸信介が日本「国際勝共連合」を創設。日韓の二人は「反共の同志」だった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年7月11日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「勝共統一」がスローガンの朴正煕政権のもと統一教会教祖の文鮮明が1968年1月韓国「国際勝共連合」を創設。同年4月、CIAのもと岸信介が日本「国際勝共連合」を創設。日韓の二人は「反共の同志」だった。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  奈良市内の演説中で銃撃を受け病院に搬送された安倍晋三元首相のもとに駆け付けた国会議員は、菅義偉元首相一人だけだったようだ。安倍元首相の実母・洋子夫人は、自宅ではなく老人ホームに入居しており、事件発生当時、施設のスタッフが洋子夫人に報道を観させまいとテレビを消しに行ったものの、既に報道を観て凶弾に倒れたことを知ってしまっていた。洋子夫人は、「(自宅に自身を)連れて帰ってくれ」と言って帰り、横たわる息子の前で泰然として座っていたという。  弔い合戦により、自民党を圧勝させてしまった「安倍晋三元首相銃撃事件」の山上容疑者は、「宗教団体のメンバーを狙おうとしたが、難しいと思い、安倍元総理を狙った」と供述していることが報じられた。当初、宗教団体の名称までは報道されていなかったが、とうとう「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の田中富広会長が本日午後、会見を開いた。  日本テレビの記者からの「世界平和統一家庭連合会と安倍元首相とはいつ頃からのお付き合いでどのような関係だったのか?」との質問に対して、田中富広会長は、「私たちの友好団体が主催する行事に安倍元首相がメッセージ等を送られたことはございます。安倍首相は、韓 鶴子(ハン・ハクチャ)総裁が指導され、多くの指導者とともに推進されていらっしゃる『世界平和運動』に対し、ては、賛意を表明して下さっておりました。ただ、宗教法人世界平和統一家庭連合の会員として安倍首相が登録されたこともありませんし、また顧問にもなったことはございません。明確にそこは申し上げておきたいと思います。」  と答え、安倍元首相と宗教法人世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との直接的な関係を否定した。しかし、それは、表面上のことであり、安倍元首相の祖父・岸信介と統一教会の関係からいって、安倍元首相が会員や顧問でないから関係がないなどといえるようなものではない。安倍元首相暗殺は、「日本の暗部」に関わる話である。情報の「表・裏・陰・闇」でいうならば、「陰」と「闇」である。そこに「国際勝共連合=統一教会」が横たわっているということだ。  「国際勝共連合=統一教会」と岸信介についての歴史的経緯については、これまで幾度となく書いてきたことであるが、再度、ここで押さえておきたい。  岸信介が終生、敵視した日本共産党は1922年11月、コミンテルン第4回大会に代表を派遣、コミンテルン日本支部として正式に承認された。だが、1923年6月の一斉検挙にあい、荒畑寒村を除く党指導部の全員の意思として1924年2月までに解党に追い込まれる。獄中にあった政治犯は大東亜戦争後、連合国軍最高司令部(GHQ)によって解放された。網走刑務所に服役していた宮本顕治も出獄した。
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