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板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~

板垣英憲(政治評論家)

板垣英憲

細田議長のセクハラ疑惑は、逃げ切れない。参院選後、どこかの時点で辞めることになる。もうひとつの人事、黒田東彦日銀総裁も参院選後に交代することになり、これでようやく「アベノミクス」が終わる。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~   2022年6月9日 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。                          政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - -                    - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 細田議長のセクハラ疑惑は、逃げ切れない。参院選後、どこかの時点で辞めることになる。もうひとつの人事、黒田東彦日銀総裁も参院選後に交代することになり、これでようやく「アベノミクス」が終わる。 ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報1〕  立憲民主党が提出したセクハラ疑惑の細田議長に対する不信任案、そして岸田内閣不信任案は、それぞれ反対多数で否決された。共産党は立憲と行動をともに賛成したが、細田議長への不信任案には、国民と維新は欠席したものの、内閣不信任案では国民も維新も反対し、立憲はいずれも野党としての存在感を示すことができないまま、粛々と終わった。  以下、自民党二階派「志帥会」重鎮からの特別情報である。 細田議長は、裁判に訴えると息巻いているようだが、疑惑のセクハラは、逃げ切れないだろう。細田は、どこかの時点で辞めたほうがいい。辞めることになるだろう。しかし、このセクハラ疑惑を仕掛けたのは、 後任の議長として名前が挙がっている衛藤征四郎が最も怪しい。いつも細田の傍にベッタリいる。問題の女性記者は、衛藤の担当記者でもあった。衛藤は、民主党政権だったとき副議長をやったことがある。それだけに、自分が議長になりたくて、細田の後釜を狙って、セクハラ問題を仕掛けた可能性が高い。衛藤は81歳であり、当選回数も13回と長く、一応、申し分はない。とにかく、地元大分にカネを持ってくることばかりしてきている。衛藤の選挙区には衛藤を落とすような候補者が誰も立たず、とにかく選挙区はずっと安泰だった。  しかし、議長後任には、衛藤征四郎よりも、もう一人名前が挙がっている額賀福志郎のほうが適任だろう。額賀は、昔は総理を狙っていてかなり動いてきていた。しかし、結局総理にはなれず、派閥の会長も降りた。額賀は大蔵大臣もしている。茂木派として、茂木幹事長が推すだろう。  衛藤征四郎は安倍派で、安倍は再度、安倍派からということで衛藤を推すかもしれないが、しかし、安倍派が推した議長がセクハラ辞任となると、強く次を推薦できるような状況ではない。安倍自身も、「桜を見る会」での酒類無料提供で問題が再燃している。そもそも、議長は各派閥に対して害のない人がふさわしく、歴代そうした人が推薦されてきた。ここは、総理を狙えなかった額賀でまとまる可能性が高い。茂木派から茂木幹事長が推薦することになる。
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